案は安全・安心が大前提
パースを駆使する設計士
建築デザイナー
A.M.
成長率が大きい場所
設計士のイメージといえば、大学で建築学を専修し、現場でバリバリ働き知識も経験も豊かな男性と思われがちですが、それはもう過去のもの。入社して14年目のA.M.さん。すでに頼れる設計士として活躍中です。A.M.さんの信念によれば、設計士の仕事の醍醐味は成長すること。建築の世界の幅広い専門知識も必要ですが、多くの人と関わる仕事です。
「対する相手がいること、そこからものを作り上げていくのが私たちの仕事です。お客様の『こうしたい』というご要望に対しては、おっしゃることをすべて叶えるというものではありません。そこは空間デザインのプロとして何が最適かを考えて、プレゼンテーションの中で提案させていただいています」
A.M.さんが見るのは生活動線に則した使いやすさ。実際に家具を配置し、通りやすいか。
A.M.さんが見るのは生活動線に則した使いやすさ。実際に家具を配置し、通りやすいか。
プレゼンテーションでは、誰が見てもわかるようにパースや模型を使って説明します。パースとは立体的に見せる完成予想図のこと。家具の配置や窓の大きさなどお客様に見えてくるものを明らかにできます。しかし、日々移ろい変わりゆく中。お客様のご要望も様々。ですがA.M.さん。そんな中で新しい発見や知らなかったことなど仕事を通して学ぶのが楽しい様子。成長はまだまだ止まりません。
家は命を守る
リフォームならではの苦労は、と聞くとすぐに答えが返ってきました。
「リフォームにつきものの、耐震を考える時です。工事範囲や平面プランを考慮して家全体のバランスを見ながら考えていくと、補強できる箇所というのは限られてきます」
「リフォームにつきものの、耐震を考える時です。工事範囲や平面プランを考慮して家全体のバランスを見ながら考えていくと、補強できる箇所というのは限られてきます」
大きな災害が続く昨今、業界のみならず世間的に注目される耐震補強。限られた範囲内でいかに耐震評点をあげていくかは、難しいけれど大切な作業です。
「今も昔も変わらない、普遍的なものを追及する姿勢でいたいです。普遍的なものというのは、家は命を守るのが第一、ということです。家が人を守る役割を理想の形に近付けていければいいと思います」
耐震のみならず、健康もまた住まいと大きく関わる課題、とのこと。
「昨今、ヒートショックなど人命を奪いかねない現象が注目されています。ヒートショックとは、家の中での温度差が人体に悪影響を及ぼし、場合によっては命を落としかねないというものですが、リフォームはこれにも対処できます」
「今も昔も変わらない、普遍的なものを追及する姿勢でいたいです。普遍的なものというのは、家は命を守るのが第一、ということです。家が人を守る役割を理想の形に近付けていければいいと思います」
耐震のみならず、健康もまた住まいと大きく関わる課題、とのこと。
「昨今、ヒートショックなど人命を奪いかねない現象が注目されています。ヒートショックとは、家の中での温度差が人体に悪影響を及ぼし、場合によっては命を落としかねないというものですが、リフォームはこれにも対処できます」
災害の備えには耐震、構造補強を。暑さ・寒さには断熱を。家が人の命を守るためにできる方法は数あります。リフォームで暮らしの質を向上させ、安全で健康、快適に暮らせれば。A.M.さんの挑戦は今日も続きます。