奈良県橿原市Ｔ様邸の施工事例　円窓のあるリビング

既存の小屋組をかえずに延ばしてきたローコストプランです。狭く感じないように、天井をあらわしとし、縦の空間に遊びをもたせました。玄関収納は、別注で製作。
明るい応接間をそのまま残し、他の間取りのわりに大きな面積を占めていた使い道のない玄関ホールを第２の応接間としました。
応接間との間に開閉間仕切ドアを設け、多人数でも対応できる可変空間を実現しました。外部に面していないので、暗くならないように玄関の明かりを取り入れたやさしい障子の上げ下げ建具を製作。

今回のリフォームを記念して、吉野の木材団地で吉野杉の一枚板を選び製作。ぴったりくる形の選定には苦心しました。 扉は杉の柾目柄の突板を合わせ、シルバー取手は、和がイメージをモダンに、内部は傘を収納するスペースも工夫。
昼間は、玄関ホールの明かりが部屋へ。夜は部屋の明かりが優しく玄関を温かく照らします。 (5) 応接間

優しい印象の採光と通風を兼ねた、障子建具。上下にスライド開閉します。
以前の使い勝手をかえることなく、機能を充実させました。