「地域工務店の生き残り戦略を考える」

昨日は、第2回 地域木造住宅技術者養成セミナー
(主催:
 奈良県省エネ住宅推進協議会、奈良県土木部まちづくり推進局住宅課)
が、ありました。
後半
「地域工務店の生き残り戦略を考える」
において、創造工舎がこの20年やってきた取組を
「性能アップリフォームの取り組み
  〜Francで始める新しい暮らしの「ものがたり」〜」
という題名で、
私と篠田が、講師をさせて頂きました。
私が22年前に創造工舎に入社し、
リフォームとして取組んできたことを話しました。
大まかには、
デザイン→耐震→介護・バリアフリー→省エネ
と、リフォームの業界では、常に先駆けて
性能リフォームに取組んできたこと、
国や、県が、行う補助事業・採択事業に取組
補助金など、お客様に還元してきたこと、
です。
色々な方にお世話になって、
リフォームという事業を続けてこれたことに
感謝しながら、

聞いていただいている方は、
奈良県内の建築関係者ですので、
共に頑張っていきたいという気持ちと
「俺達も頑張らないと」という気持ちを
少しでも伝えたいと思い、
(話すことは得意ではありませんので、
どこまで伝わっているか、心配ですが・・・)
「地域の元気は地域で作っていく。」
「私達が頑張ることによって、
 地域、そして奈良県が元気になると信じて、
 頑張っていきたい。」
と、締めくくりました。
最近、
奈良県は、このままではどんどん衰退していくのではないか
という危機も感じています。
本当に、自分たちが何とかしていくという使命を持って、
元気に頑張って行かなければと思います。
創造工舎も頑張ります。
みなさん、応援よろしくお願い致します。
P.S.
前半は、
「住宅における省エネルギー化の取組について
 〜省エネ基準の解説〜」

ということで、これから変わるだろう省エネ基準についてと
2020年に向けての地域工務店が
どう省エネに取り組んで行かなければならないのかを、
解説して頂きました。
社内でもしっかりと勉強して行かなければなりません。
みなさまに、幸せが訪れますように ☆ !
みなさまの”最良の一日”を
お祈りしています。 !

Have a Good Time !

中古住宅とリフォーム

今日は住宅診断の講習を受けてきました。
住宅の性能や劣化状態を評価するための評価方法を学んできました。
私にとって、住宅診断はリフォームを通じて取り組んでいることですので、
内容的には、わかっていることがほとんどでしたが、
主催の(財)建築・住宅支援センターさんの作成した資料が、
なかなか良くできていて、
我々の使っているチェックシートにも参考になるかなと思い
喜んでいます。

最近は、人口減少により家が余り、
住宅ストックの有効活用をするように
国も声を上げて、叫んでいます。
よって、中古住宅の購入して、
リフォームして暮らすという形が増えつつあります。
それに準じて、リフォームの依頼が増えてきています。
「中古住宅を購入する予定なのですが、
300万円で家全体のリフォームしたいのですが。。。」
と、お客様。
「う〜ん、いくらならんでも300万円で、
家全体のリフォームは、ちょっとね〜」
と、予算からかけ離れた要求もしばしばあります。
きっと、雑誌などを見てイメージだけ膨らんでいるのでしょうね。
どのように説明、提案しようか悩む担当者ですが、
さすがに、
トイレ・お風呂・キッチン・洗面所・内装全部・外壁も塗替で、
どう考えても無理なので、
費用は増えますが、・・・の提案か
予算内でできることは・・・の提案か
お断りするか
です。
また、(購入予定の中古住宅は)お住まい中のこともあったり、
見積りどころか、提案するために現場を見ることもできず、
二の足を踏むこともあります。
挙げ句の果て、
「やっぱり、(あの中古住宅を)購入するのをやめました」
なんて、言われるとガックリです。
中古住宅の市場とリフォームには、
そんなやり取りが行われています。
私達も仕事ですから、無茶な要望には応えられず、
ある程度常識の範囲内でのご依頼に対して
営業させていただいています。
中古住宅のリフォームですが、
どんな中古住宅を買うのかが、まずポイントです。
買っていい中古住宅
買ってはいけない中古住宅
が、あります。
その話は、次回に。
みなさまに、幸せが訪れますように ☆ !
みなさまの”最良の一日”を
お祈りしています。 !

Have a Good Time !

雨漏り

今日は、雨漏りのお客様の説明に訪問しました。
よくお世話になっているお客様で、
2年前に雨漏りの修理をしてもらったが、
まだ、雨漏りが治っていなくて、
再度、修理代がかかるのは納得がいかない
とのことです。
修理してもらったが、治っていないので
お客様の立場になれば、
「なんでまたお金がかかるのや」
という気持ちはわかります。
雨漏りというのは、厄介で
こっちを直しても、あっちで漏れる。
というような可能性がどうしてもあります。
現在、弊社では、
知識と経験により、雨漏りのしそうな箇所を絞り込み、
その上で散水テストを行い、雨漏りの箇所を特定していきます。
でも、あくまで原因は予測です。
「予測ではダメやんか」
というような声が聞こえてきそうですが、
完全な調査というのは現実にされる方がなかなかいません。
それは、完全な調査をしようとすると、
費用も時間もかかるからです。
雨漏りの調査する会社もありまして、
費用だけでも10万円以上はします。
そのような要素もあり、
一般的には原因予測型が一般的です。
また、雨漏りが出だすときは、
家も年数が経っていることもあります。
そうなると、雨漏りの原因が、複数箇所になる時もあります。
複数箇所になると、可能性の高いところから直してみて、
それで様子を見て、OKかどうか見ていく。
ということにもなります。
今回は、以前修理した担当者が退社してこともあって、
当時どのような説明をしたのかはわかりません。
ただ会社として、お客様への説明方法がきちんと決まっていない。
そして教育がしっかりできていない。
そこに反省し、改善点があります。
説明には建築の知識も伴いますので、
お客様に、いかにわかりやすく伝えられるか 。
その点を踏まえて、
説明のマニュアルを作っていかねばならないと思っています。
みなさまに、幸せが訪れますように ☆ !
みなさまの”最良の一日”を
お祈りしています。 !

Have a Good Time !