効果的な省エネ

こんにちは。総務の嶋﨑です。毎日暑いですね。
暑い夏を快適に過ごすためにはエアコンが欠かせません。でもどうしても電気代が気になりますよね。効果的な省エネを考えるなら、窓を見直すというというのはどうでしょうか。

窓は熱の出入りが最も多い場所
夏場は、冷房を使っている間も、屋根や壁、窓などから外の熱が部屋に流れ込んできます。なかでも、窓などの開口部から入ってくる熱は、屋根や壁から侵入する熱に比べてとても多く、なんと全体の7割以上を占めているとのこと。つまり、窓を見直せば、冷暖房効率がアップし、省エネにもなるということです。

冷房時に家に入り込む熱の絵図。74%の熱が屋外から入ってきます。

太陽熱の侵入を防ぐ複層ガラス
窓から入ってくる熱の多くは、窓ガラスを通り抜けて部屋に侵入する太陽の熱です。それを防いでくれるのが、遮熱機能をもった複層ガラスです。
複層ガラスは、2枚のガラスの間に特殊な金属膜がコーティングされており、太陽の日射しや熱を遮断し、日射熱を50%以上もカットしてくれます。

太陽熱の侵入を防ぐ複層ガラス

一部使いでも効果を発揮
複層ガラスは、西日が入り込むなど、夏の暑さが気になる窓に採用するのが効果的で、紫外線カットの効果もあるので、ソファやカーペットなど、色あせが気なる家具が置いてある部屋に入れるのもおすすめです。
複層ガラスは1枚ガラスと比べて、室内の涼しさ、暖かさを外に逃がさない断熱性能もあるので、冬場の暖房の効きも良くなります。ただし、冬場に日射しの暖かさが欲しい部屋には不向きです。