こんにちは、娘の大学が京都なので、最近は京都が身近になっています。
昨日は下宿の抜き打ち検査をかねて満開の桜をみようと行って来ました。
娘に「今から行くよ!!」の電話をしてから2時間あまり、
案の定、大急ぎでその辺のものを片付けた形跡と間に合わなかった流しの食器を尻目に
北白川の洋食屋さんで昼食をとって、娘とブラブラ・・・銀閣寺近くの「哲学の道」。
110%の満開で見上げると青空映えてとてもきれいだったのですが、
あまりの人で少しうんざり・・・
横道にそれて山側へ、法然院を尋ねました。
ここのサクラを見てください、盛り砂に描かれていました。
とっても渋いですよね。
ここは浄土庭園が有名なところで、山門を入ると、両側に白い盛り砂があり、これは水を表わすそうです。(水辺に桜の花びらが浮かんでいるということか・・・)砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味するそうです。
本物の桜がないせいか、ゆっくりぶらぶらできました。
苔むした庭に赤い椿、
絶えることなく湧き出ている「善気水」の器にも椿。
久しぶりに豊かな午後を過ごすことができました。
設計室 篠田 三起子