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HOME » リフォーム事例 »  水廻り 予算1000万円以上 » N様邸工事例
受け継ぐ家、家族の想い
上牧町 N様邸 / 戸建て  / 工期:約3ヶ月
受け継ぐ家、家族の想い
奥様のご両親が建てられたN様邸は、元々二世帯用に建築されたお家でした。そのため、台所が二箇所あったり、部屋が細かく区切られた間取りに、ライフスタイルが変わった今となってはご不便を感じておられました。
足腰が悪くなられた奥様の為、第二の住まいとしてリフォームすることとなりました。

奥様が安心して使えるバリアフリーで広々としたLDK空間と、シンプルな動線。
将来1階での生活時に寝室として利用する際や、来客時に間仕切れる様に、ダイニングとリビングの間には可動間仕切りを設置しました。
万が一車椅子になられた時も考えて、引き戸やオープン棚式の収納なども取り入れました。

また、湿気やカビに悩まされていた部分は気密環境を整えて、サッシを取り替えたり内窓をつけるなどして、快適に暮らせるようにしました。
お客様のご要望 ■足腰が悪くなってきた妻のために、両親から受け継いだ実家を使いやすくしたい。
■段差や間仕切りが多くて足元が危ない上、空間が分断されて使いづらい。
■あまり使われていなかった和室2は、カビの発生も見られ健康面でも気になる。
■DKには、食器や台所用品が多く狭くて使いづらい。
■和室1は、窓も一つで暗く、DKと和室2に挟まれた通路になって部屋としては使いにくく、物が置かれて納戸のような状態に。
■北側のタイルのお風呂は寒い。洗面脱衣室は収納が無く使い勝手が悪い。トイレはドアが内開きで狭い。
■奥様の兄弟のご意向から、仏壇などは触らず元の和室の趣を残して。
設計コンセプト ■不要な間仕切りはなくし、なるべく広々と段差のない空間にして、動きやすく。
建具も引き戸で、将来歩行器や車椅子利用も考慮して。
■カビや湿気の元は取り除き、窓や断熱材など結露対策も。
■間取り変更に伴い、耐震面も工事範囲でできる限り見直し安心安全に。
■物の整理と断舎利を目指し、収納の計画も。
■将来1階で生活なさることも考慮して、寝室になる部分の間に可動間仕切りを配置。

リビング

カーテンは、プレーンシェードで南側の夏の陽射しや、お向かいからの視線を調整し、手前にレースを配して優しい表情やレースの柄を楽しむタイプに。
細かく区切られていたDKと和室二間をつなげて、南北に広がりができたLDK。
3方を窓に囲まれ、明るい光と風が通り抜ける心地よい空間になりました。全体を見渡せるので、家族の気配も感じられます。

ダイニングキッチン

DKとリビングの間は、天井までのスライドドアを閉めると間仕切りになります。
出っ張りを少なくし、足の悪い奥様が動きやすいように動線を一直線に計画しました。

キッチン

キッチンはタカラスタンダードのエマージュ。
背面には大容量のカップボードを設置しました。

水廻り

施工前

[DATA] 施工場所:上牧町 / 築年数: / 施工日数:約3ヶ月 / 施工部位:全面改修


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