【Franc】家族を繋ぐ祖父の家
磯城郡 D様邸 / 戸建て 70年 / 工期:約4ヶ月半
築70年の家は、耐震性、暑さ寒さ、傷み具合などに不安があったものの、祖父のことが大好きだった兄弟や親戚が、祖父との思い出の残るこの家に集まれる、皆の繋がりの場になってほしい!という願いの元にリモデルの計画がスタートしました。
昔ながらの田の字型の間取りが基になっているため、お仏壇のある和室を囲むようにキッチンやくつろぎのスペースを配置。もともとの風格ある佇まいと、新しい建具や設備などの新旧が違和感なく空間に溶け込むように工夫を施しました。
将来的なリフォームの計画も踏まえて、通風を確保できるように建具を配置したり、ライフスタイルを考慮して日当たりのいい南面に寝室を配置するなど、住み心地には特にこだわりました。
LDK
南に面した大きな掃出し窓からは、たっぷりの自然光が差し込み、北側の建具や室内窓を開けると、南北に風が抜けます。
味わいのある和室の天井は既存のままで生かしつつ、風格のある柱や差鴨居は現しにし和室の木部に合わせて塗装仕上げました。左官壁、畳、襖はきれいにリフレッシュしました。
新旧が違和感なく空間に溶け込むように工夫を施しました。
味わいのある和室の天井は既存のままで生かしつつ、風格のある柱や差鴨居は現しにし和室の木部に合わせて塗装仕上げました。左官壁、畳、襖はきれいにリフレッシュしました。
新旧が違和感なく空間に溶け込むように工夫を施しました。
お仏壇のある和室を囲んで
家族や親戚が集まった時は、LDKのどこにいても互いにコミュニケーションが取れるようにプランニングしました。
伝統的な田の字に並ぶ間取りを、広縁と南面和室を残しながら再生した開放的な空間。
キッチンを囲むように造った杉の棚には、本や生活小物を置いたり、食器や雑貨のディスプレイを楽しんだりと、ライフスタイルに合わせて多様な使い方ができます。
玄関へと続くドアは、桧格子の建具を製作しました。
伝統的な田の字に並ぶ間取りを、広縁と南面和室を残しながら再生した開放的な空間。
キッチンを囲むように造った杉の棚には、本や生活小物を置いたり、食器や雑貨のディスプレイを楽しんだりと、ライフスタイルに合わせて多様な使い方ができます。
玄関へと続くドアは、桧格子の建具を製作しました。
水廻り設備
家族とのつながりを重視した対面キッチン。母屋に無かった浴室、洗面所、トイレは、建物の北側にまとめました。
キッチン:Panasonic Vスタイル I型2550
浴室:TOTO サザナ1616 HTシリーズ
トイレ:TOTO ピュアレストQR+SA1
コンフォートシリーズ(手洗器)
キッチン:Panasonic Vスタイル I型2550
浴室:TOTO サザナ1616 HTシリーズ
トイレ:TOTO ピュアレストQR+SA1
コンフォートシリーズ(手洗器)
耐震・断熱
耐震性効能のため、土葺き瓦を金属屋根に葺き替えて、建物重量を軽くすると共に、耐力診断の結果をもとに耐力壁も増やしました。
木製建具は全て断熱サッシに取替え、床・天井には断熱等級4相当の断熱材を施し、底冷えのしない居室間の温度差がない家を目指しました。
大きな窓から得られる開放感はそのままに、快適に安全に暮らせる家になりました。
木製建具は全て断熱サッシに取替え、床・天井には断熱等級4相当の断熱材を施し、底冷えのしない居室間の温度差がない家を目指しました。
大きな窓から得られる開放感はそのままに、快適に安全に暮らせる家になりました。
施工前
[DATA] 施工場所:磯城郡 / 築年数:70年 / 施工日数:約4ヶ月半 / 施工部位:LDK、水廻り、居室、