【Franc】私たちのペースで、末永く暮らす
葛城市 O様邸 / 戸建て / 工期:約3ヶ月半

ライフスタイルの異なる親世帯・施主世帯がそれぞれのペースで気兼ねなく暮らせるよう、納戸になっていた平屋棟を施主世帯が生活する空間にする計画がスタートしました。
当初は建替えて新築を考えておられましたが、敷地の条件上、建替えができないため、リノベーションをされることに。平屋棟は、建築当初は作業場として建てられたため、生活するための設備・性能を整えたうえで、新築で希望されていた間取りを、既存建物に落とし込んでご提案しました。
また、ライフステージごとの暮らし方をご案内し、将来お子さんが巣立たれた後は、ご夫婦の生活がこの建物で完結できるような間取りにしました。
建物の性能アップも含め、今後何十年と長く住み続けられる住まいの形を想い描けるストーリーをご提案しました。
LDK


足に優しい無垢の桧材を使用した床材に合わせて、引戸や造作家具も桧材を使用しました。
食事の支度をする間、ダイニングテーブルでは子供たちが宿題をしたり、話しをしながら料理ができます。
キッチンカウンター裏には、見せる収納と隠す収納を配した家具を造りました。
高台の立地のため、ダイニング側の北側の窓からは四季折々の景色や市街地の夜景が望めます。
食事の支度をする間、ダイニングテーブルでは子供たちが宿題をしたり、話しをしながら料理ができます。
キッチンカウンター裏には、見せる収納と隠す収納を配した家具を造りました。
高台の立地のため、ダイニング側の北側の窓からは四季折々の景色や市街地の夜景が望めます。
和室


和室は、ライフステージによってリビングや寝室など使い方が変わるため、DKとの間仕切り戸は全開閉できるようにしました。
間仕切り襖を全て閉めても、欄間で天井がつながり空間に広がりが生まれます。
建具職人をされている奥様のお父様が、DK・和室の桧引戸や間仕切り襖を製作されたことで、この家への愛着が深まることにつながりました。
間仕切り襖を全て閉めても、欄間で天井がつながり空間に広がりが生まれます。
建具職人をされている奥様のお父様が、DK・和室の桧引戸や間仕切り襖を製作されたことで、この家への愛着が深まることにつながりました。
キッチン


南面掃き出し窓からの光と風をたっぷり取り込み、明るく開放的な環境で料理を楽しむことができます。
キッチンはTOTOクラッソのL型+壁付けコーナー収納を採用し、限られた空間を最大限に活用できるようにしました。
キッチン前のカウンター収納の立上り部分には、カウンターの奥行きを活かして調味料や小物を収納できる手元収納スペースを設けました。
キッチンはTOTOクラッソのL型+壁付けコーナー収納を採用し、限られた空間を最大限に活用できるようにしました。
キッチン前のカウンター収納の立上り部分には、カウンターの奥行きを活かして調味料や小物を収納できる手元収納スペースを設けました。
水廻り


家族といえども脱衣室を使っているときに、気兼ねなく洗面化粧台を使えるように、カーテンで仕切れるようにした洗面所。
お風呂:サザナHTシリーズSタイプ1616
洗面:サクア
トイレ:ピュアレストQR+アプリコットF1A
お風呂:サザナHTシリーズSタイプ1616
洗面:サクア
トイレ:ピュアレストQR+アプリコットF1A
玄関


紺色と白のコントラストがきれいな外観。
倉庫、離れと屋根が連なっています。
玄関ホールの先には、倉庫、母屋へアクセスできる渡り廊下を配置しました。
平屋棟と離れ棟をつなぐ倉庫は、敷地北側にある田んぼで使用する農機具が通るため、現状のまま残す必要がありました。また、自転車やバイクを停めておいたり、夜干しや雨天時の物干しと、人や物の出入りが多い場所でもあるので、平屋棟から離れ棟への連絡は可動式の渡り廊下としました。
倉庫、離れと屋根が連なっています。
玄関ホールの先には、倉庫、母屋へアクセスできる渡り廊下を配置しました。
平屋棟と離れ棟をつなぐ倉庫は、敷地北側にある田んぼで使用する農機具が通るため、現状のまま残す必要がありました。また、自転車やバイクを停めておいたり、夜干しや雨天時の物干しと、人や物の出入りが多い場所でもあるので、平屋棟から離れ棟への連絡は可動式の渡り廊下としました。
施工前



建築当初は作業場として建てられた平屋棟。
親世帯と母屋で同居されていた施主様ですが、お子様の成長に伴い、それぞれの生活リズムの違いから、不便な点が増えてきました。特に夜は、共働きの施主夫婦と親世帯との食事時間のズレから、食事の準備が遅くなったり、食後のくつろぐ時間もご両親の就寝時間との兼ね合いから、食卓で団らんするには気を使われたり。
互いに気を遣わずに暮らせるよう、平屋棟をリノベーションすることを決められました。
親世帯と母屋で同居されていた施主様ですが、お子様の成長に伴い、それぞれの生活リズムの違いから、不便な点が増えてきました。特に夜は、共働きの施主夫婦と親世帯との食事時間のズレから、食事の準備が遅くなったり、食後のくつろぐ時間もご両親の就寝時間との兼ね合いから、食卓で団らんするには気を使われたり。
互いに気を遣わずに暮らせるよう、平屋棟をリノベーションすることを決められました。
[DATA] 施工場所:葛城市 / 築年数: / 施工日数:約3ヶ月半 / 施工部位:離れ改修