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リフォーム事例
【Franc】おうちを楽しむ暮らしにシフト
大和高田市 N様邸 / 戸建て 56年 / 工期:約3ヶ月
【Franc】おうちを楽しむ暮らしにシフト
店舗兼住居にお住まいのお施主様ご夫婦。
最初は水まわりを整えたいとのご相談でしたが、お話を重ねていくうちに今は経営していない店舗が放置状態であること、将来への楽しみや不安などをお話してくださいました。

将来のことを考え、ご要望通りのプランに加えて、店舗を含めたリフォームプランをご提案させていただきました。
店舗を利用してのリフォームはかなりの費用が伴いますので、お施主様にとっては当初考えもつかないことで、かなりの勇気と決断が必要でした。
旧店舗には、トイレや洗面の配管がすでに備わっていることを踏まえて、今は「夫婦の団欒、憩いの場」を造ること、さらに高齢になった将来には「夫婦の寝室」へという視野も含めた計画をプランニングし、リフォームへ踏み切る決意をされました。
お施主様も工事を進めていくにつれ、どんどんリフォームの楽しさを実感されるまでに。また、いつの日か先の将来のリモデルも楽しみに、今を過ごされています。
お客様のご要望 ■夫婦二人の生活なので、お家にいる時間をゆったり過ごせるようにしたい。
■帰省した子供たちや孫たちと集える場所がほしい。
■段差が多く危険なので、安心して暮らせるように出来る限り段差は無くしてほしい。
■将来的に2階の寝室へ行くには急な階段を昇り降りするのが不安。
■敷地南側に線路が通っているため、電車の音や騒音が気になる。また防犯性もとても心配。
設計コンセプト 出来るだけ子供たちの世話にはなりたくないので、今の内に住居を整えておきたいというお施主様のお気持ちを鑑み、旧店舗の空間を「これからゆっくり過ごせるゆとりの空間」にリモデルすることをご提案させていただきました。
ご夫婦にとって心地よい間取りと、毎日の家事を無理なく楽しく行えること、高齢になっても安全に暮らせることを大切にプランさせていただきました。

間取り

廊下、和室、LDKには爽やかな風が通り抜ける風通しの良い家に。リノベ空間は全てバリアフリーを実現し、安心安全を最優先としました。
DKとリビングはあえて間仕切りを残し、食す場と寛ぎの場を分けて計画。キッチン脇の壁面には壁掛けのテレビを配置し、家具を減らして空間の有効活用を図りました。

リビング

経営当時の物が整理できないまま残り、物が多く倉庫状態になってしまっていた空間はリビングへ。
シャッター付のガラス戸は、サイズを小さくして掃出し窓に取替えて、厳選した家具に囲まれたゆとりのある寛ぎの居室へと生まれ変わりました。
将来は、この部屋をトイレと洗面を設けた夫婦の寝室にしたいという未来計画も視野に入れています。

DK

元々の台所には、古いキッチンと窓抜きの換気扇、湯沸し器、ボイラー室などがありました。
設備の劣化と使用勝手が悪いこと、ボイラー室や勝手口部分に土間があるため隙間風が入る上、採光部分が少なく昼間でも暗いことにお悩みでした。

新しいキッチンは使いやすさとお手入れのしやすさを重視して選定。
代々受け継いできた大量の食器や物を厳選し、ゆとりをもって食器棚・家電収納へ収納できるようにしました。
元ボイラー室だった場所は、食材や生活用品などを収納できるパントリーへ。

キッチン:TOTO ミッテ

 

水廻り設備

経年劣化が進んでいたタイル貼りの浴室は寒さや段差にお悩みでした。
また外部に置いていた洗濯機に行くためには、部屋をぐるりと迂回しなければなりませんでした。

バリアフリーで暖かいシステムバスにすると同時に、白を基調とした明るく清潔感のある洗面脱衣室に。
洗濯機を室内へ設置し、新設の勝手口から直接テラスへの物干しができるように家事動線も整えました。

施工前

[DATA] 施工場所:大和高田市 / 築年数:56年 / 施工日数:約3ヶ月 / 施工部位:


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