こんにちは、けあねん担当の高瀬です。
新年を迎えて、早20日が過ぎました。
最近は寒さが増し、この冬の一番厳しい時期を迎えました。
この寒さはまだまだ続くと予報されております。
厳しい冬、お身体を大切にお過ごし下さい。
今回は、昨年末からバスリフトのレンタルを開始させて頂いた事例を
ご紹介致します。
今回のご利用者様は、10月に自宅で転倒され、大腿骨頸部(股関節の付け根)
骨折と診断され、その翌日に手術を受けられました。
リハビリは順調に進み、歩行状態も良くなられましたが、骨折による手術で
股関節に可動域(曲げても良い範囲)の制限ができることで、
浴槽へ入る際に浴槽を立位で跨ぐ動作や、浴槽内から立ち上がる動作ができなく
なりました。
退院に際して、大好きなお風呂に入れないのは…とご相談を受けて、
提案させて頂いたのが「バスリフト」です。
上記の写真のように、浴槽に据え置くことができる、お風呂用のリフトです。
まずは座った状態で足を乗り越えて浴槽に入ることができるため、
立位で跨ぐ必要はありません。
大腿骨骨折の術後、可動域に制限がある場合、90度以上には股関節を曲げる
ことができないため、立位での跨ぎ動作が難しくなります。
座った状態で跨ぐ動作は、股関節を90度以上に曲げる必要はないので、
安心して浴槽に入ることができるのです。
また、バスリフトは上の写真の②のように座面シートが電動で昇降できるので、
浴槽床からの立ち上がり動作が不要になります。
股関節の可動域の制限があれば、立ち上がり動作はできませんが、
「バスリフト」なら足を伸ばして安心して浴槽内へ浸かり、出ることができます。
介助による入浴が必要な方も、上記のように安心して入浴が出来て、また
介護負担の軽減もはかることができます。
今回ご紹介した「バスリフト」は介護保険福祉用具貸与の適用商品になっており、
要介護認定2以上を受けられた利用者を対象に、レンタルでの利用が可能です。
今回の利用者様も、年末の退院後の「バスリフト」導入により、
自宅のお気に入りの浴室で毎日の入浴を安全に、安心して、動作されており、
とても喜んで頂いております。
こんなことで困っているけど、利用できる福祉用具はないかな?など
お困りのことはございませんか?
是非、けあねんまでご相談ください!
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