こんにちは、けあねんスタッフの井形です。
今日は朝から快晴の気持ちの良いお天気ですが、昨日は晴れたり雪が降ったりの
変わりやすいお天気でしたね。
朝起きたら一面雪景色だったので、子供達は寒い中で雪遊びに夢中になっていました。
おかげで玄関が汚れて、掃除が大変でした…。
さて、今回は『誤嚥』についてのお話です。
『誤嚥』という言葉、ご存知ですか?「ごえん」と読みます。
異物を飲み込んでしまう「誤飲」とは違います。
『誤嚥』とは、飲食物が誤って食道ではなく気管に入ってしまうことです。
飲食物を飲む込む力が弱かったり、飲み込む神経の働きが悪かったりすると
起こりやすくなります。
飲食物が気管に入ると激しくむせるのは、それを押し出そうとするからです。
飲食物だけでなく、唾液が気管に入る場合もあり、口から肺に細菌が入ることで
誤嚥性肺炎になってしまうことがあります。
誤嚥性肺炎は高齢者の方にとっては命の危険につながりかねない危険な病気です。
96歳の私の祖母も先日、食事をしている際に誤嚥し、苦しい思いをしたようです。
遠方に住んでいるので、とても心配になりました。
今はまだ食べることには特に不具合がなく、元気に食事をしていらっしゃる方でも
『誤嚥』は決して他人事ではありません。
では、誤嚥を防ぐためにはどうしたらいいのでしょうか?
誤嚥を防ぐためには、飲食するために使う身体機能が元気に働いている必要があります。
必要な機能を活性化させるために介護施設や介護サービスなどで食事前に行われるのが
「嚥下(えんげ)体操」です。
●嚥下体操の手順●
1.深呼吸する
2.首の体操:左右を向く、首を傾けたり回したりして首をほぐす
3.肩の体操:両腕を上げ下げしたり、肩を回したりして、肩のまわりをほぐす
4.口の体操:口を大きく開けたり閉じたり、引き結んだりして口周りをほぐす
5.頬の体操:頬を膨らませたり、すぼめたりして頬の筋肉を動かす
6.舌の体操:舌を出したり、舌先で左右の口角に触れたりして、舌を動かす
7.声を出す体操:「パ」「タ」「カ」「ラ」の4つの音をはっきり発声し、
口の動きや唾液の分泌を促す
8.咳をする体操:咳払いをして、誤嚥したときに咳で押し出す練習をする
深呼吸は食前だけではなく、食後にも効果的。
気付かないうちに誤嚥したものを押し出す効果があるので、食前食後の深呼吸を
忘れずに行いましょう!
けあねんスタッフ 井形
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