3月2日に、リハビリテーションの講習にいってきました。
その中で、とても感動した話がありましたのでご紹介します。
Tさんという理学療法士の方が、講師でして、経験した話をしてくれました。
もう80歳にもなるお花の先生の話です。
高齢で足腰が弱って、一人で外に出なくなったそうです。
今は足腰が弱って、車椅子の生活ですが、気持ちはしっかりしておられ、性格はとても気の強い方でした。昔はたくさんのお弟子さんがおられたのが窺えます。
そのお家は、立派な庭がありましたので、「いつも誰が水遣りをなされていますか?」と聞きますと、ヘルパーさんに頼んでいるとのことでした。
「それじゃ、今日は一緒に水遣りをしましょう」ということで、リハビリを兼ねて、奥様を外に連れて行ったそうです。車椅子に乗った奥様は、「ホース持ってきて。こうして、ああして」とTさんに言いながら、ホースは自分で持って、水まきをされました。
私が訪問したのは、その1日だったのですが、
ある日近くを通りがかったとき、その家をのぞいてみると、奥様が、一人で水遣りをしていました。
なんと私が行った次の日から、毎日1人で水遣りができるようになったのです。
高齢になって外に出ないようになると、寝たきりになってしまう恐れがあります。
そのためにも、何とかして外に出る機会を作ってあげる。
やっぱり、外に出ると、気持ちが晴れ晴れとして気持ちがいいんですね。
それが生きている喜びにつながります。
私が「1日の生活を変えた」ことによって、奥様が「毎日水遣りをする」ようになった。
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「1日の生活を変えることによって、その人の人生を変えることになった。」
と、うれしい顔でおっしゃっていました。
たとえ1日でも、一瞬でもその時にできる最良のことを相手のためにする。それによって、人が幸せになる。
私も、人のお役に立てるようにがんばります。
みなさん、できるだけ、外に出るようにしましょう。連れて行ってあげましょう。
みなさまに、幸せが訪れますように ☆ !
みなさまの”最良の一日”を
お祈りしています。 !
Have a Good Time !