枯葉が舞い散る季節となってきました。
朝晩めっきり寒さが増してまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
寒さに弱い私は動くのがおっくうになりすっかり活動量が減ってしまってます。
「健康で長生き」が日々のテーマである私は、
これではいけない!!と
大変興味深いテーマのセミナーに参加してきました。
“健康・省エネシンポジウム~医療・住宅・地域木材から考える~”
いきいきとした老後を過ごすために、
建物(暮らし)と健康に関するセミナーです。
建築学・医学の専門家と改修事業者が一体となり、住宅における健康・省エネ問題を一般消費者の目線から解決することを目的として開催されました。
住宅の断熱性が省エネ性に大きく関係していることは明白ですが健
康とも関係していることが明らかになってきています。
住宅の断熱性については耐震性・防火性とならぶ重要な性能ですが、日本では欧米各国に比べ著しく劣っているようです。
住宅内の温度差によるヒートショックを原因として健康を害し、介護の必要な状態になる高齢の方々が少なくありません。
住宅内のヒートショック事故の原因を放置すれば、
介護状態になってしまう不幸なお年寄りが激増
するだけでなく、
これを支えるための現役世代の社会的費用負担も膨大
なものになってしまいます。
また、断熱化された住宅では、子供から成人まで、
のどの痛みや咳などの様々なアレルギーの発症も減少する
可能性が高いそうです。
この他にも「木材の特性と健康住宅」についてもお話がありました。
木材は 調湿材料であり断熱材料であること
木の床で 冷え性改善や、
木の香りでリラックス効果が得られたり心身健康になることなど改めて木のよさに感心させられました。
そして、特に奈良県産のスギは年輪幅が蜜で良いそうです。
木を上手に使うことは、健康に良く、そして奈良の地域産業の活性化につながるということです。
省エネリフォームはまさに「健康で長生き」のためにお勧めということに!
補助金なども条件により支給されますので、思い立ったが吉日考えてみませんか?!
今後も「建物(暮らし)と健康に関するセミナー」は開催されます。
ぜひ、ご参加を☆☆☆
総務部 平岡でした。