こんにちは。幾央大学の原です。
今日は築38年の家の耐震&リフォーム工事の現場に行かせて頂きました。
私は工事現場に行ったのは初めてでした。学校で勉強をしていた木造在来工法の
つくりがよくわかりとても勉強になりました。
耐震工事にあたり、柱や筋交いの数や位置を事前に把握しなればならないそうです。
実際解体工事を行い、工事前に予測していたところに柱がなかったという例もあるそうです。
そんな時は他の柱や筋交いの強度を高めるなどの計画を立て直すそうです。
この工事は8月末から始まった工事で今は解体作業の段階でした。
壁の仕上げを撤去し終え、床は解体している途中でした。
築38年ということもあり、屋根や壁には昔の断熱材が使用されており昔を感じました!
そしてこの家のお風呂はタイル張りだったそうです。
年月が経つにつれてタイルに微妙な隙間ができ、
そこから水が漏れ出してシロアリが発生しやすくなるそうです。
この家もシロアリが原因で床の蟻害が進んだと考えられています。
これがお風呂の裏にあった床下です。
かなりの蟻害が進んでいることがわかります。どこまで蟻害が進んでいるかは実際に
床を剥がさないとわからないそうです。
このように実際解体しないとわからないところが多くあります。耐震やリフォームの工事は
予想外の事があったときにもう一度案を練り直したり、リフォーム後の家の劣化を最小限に
抑えるようにしたり、考えることが多く大変だと感じました。
素敵なお家に仕上がってほしいです。