先日2週間ぶりに京都の実家へ帰りました。写真は庭で野生化しているイチゴの花です。このイチゴは私が小学校時代に庭に植えたもので、最近はほとんど手入れをしていません。それでも雑草に埋もれながら毎年花を咲かせ、実を付けてくれます。そして5月頃にはツルを伸ばし、次の世代の株を作ってくれます。かわいらしい花と実を付けるイチゴですが、意外と強いですね。毎年見て来たイチゴですが、その強さに初めて気づかされました。
他にもシロツメグサやタンポポなど様々な花が咲いており、竹藪でも筍がたくさん出ていました。私が生まれてからついこの間までずっと住んできた実家の庭に春が溢れていて、うれしいはずなのですが、少し寂しさを感じました。親元を、実家を離れてのホームシックでしょうね。新しい生活環境にも徐々に慣れてきて毎日楽しく過ごしているのですが、やはり実家は恋しいものです。
このイチゴのように今の環境で何年、何十年も強く生きて行きたいと強く思う今日この頃です。
淺田 理絵