橿原市今井町にある西光寺の住職の継職法要の晋山式が5月3日にありました。
それに次男がお稚児さんとして行列に参加しました。そろいの装束を着て、頭にはお飾りをつけた2歳~小学生以下の子供たちが今井町の町並みを歩いていくのですが、その姿はみんなとても愛らしく、道行く人にも「かわいい~」と言われ、親は写真をとりまくって満足しているのですが、子供にとっては訳も分からず「何でこんなん着て歩かなあかんの?」と言いながらぞろぞろ歩くのですが、10歩あるけば、着物がはだけ、ぞうりはいつのまにか脱げるし、下向けばお飾りが取れ、親はその度に直し、その繰り返しでどっと疲れました。
お稚児さんは一生に3度すれば、仏様のご利益がいただけ、かしこくやさしい子供に育つと言ういい伝えがあるそうです。私の子供の時は一回も縁がありませんでしたが、これも何かの縁で、親も子供もいい経験をさせていただけたと思いました。
阪本 昌子