母校のうれしい結果

先日、母校である天理高校野球部が5年連続22回目の選抜出場を決めました。常に結果を出し続けることを求められる中での、連続出場は立派だと思います。
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 実は私、今年のチームには例年以上の期待をしています。このチームは、ここ数年の天理以上の試合をしてくれると感じています。
 それはなぜか。天理高校は去年、夏二回の優勝実績を誇る橋本監督が帰ってきたからです。甲子園のベンチで劣勢のときに「ぼちぼちいこか」と選手に声をかけたことで有名な方です。
 聞くところによると、この監督は選手たちに自分の考えをおしつけることなく、自ら持っている能力を引き出させる環境づくりが上手い、数少ない1人だそうです。そういった環境の中で、選手は自分の役割を察知し、方向性や意味のある努力をするのではないかと思います。チームや選手が成長に対していかに明確なコンセプトを見つけ出せるか、これが野球において強さの差になると私は考えています。
 私自身、共にプレーしたことはないですが、一度でいいからこの監督の下でしたかったと思います。                           中畑 陽平

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