今回のブログ内容はショールームに見学にいって、素材やたくさんの種類や
キッチン・デザインなどを見させていただいた内容になります。
ショールームへ行く前、ある物件に見学させていただきました。
リビングへと通じるドアを少しだけリフォームされたようで、綺麗なドアが
出来ていました。
そのドアの本来ガラスのある部分はデコボコとしたものになっていて、
触るとプラスチックのようなガラスよりも柔らかい素材が使われていました。
写真右側からも分かるように素材自体には透明感はあるものの、
細い線で区切られていて、縦に層のようになっているので、ドアの向こうでは
人が何をしているのかが見えない・ほとんど分からない素材でした。
うっすらと移っているのは私がはいているスリッパで、外側にいるので、
内側は見えないようになっているのが写真からも分かります。
素材が写真左側です。
先ほどの現場見学を終え、ショールームに見学させて頂いた際、
さっきのドアで使われていた素材はコレだと教えていただきました。
素材の名前は「ツインカーボ クリアフロスト」というものらしく、
同じような素材でも幅、厚み、色の違いなど、このほかにもたくさん種類がありました。
お客様の中には、誰かを家に招いた際にこの部屋は見られたくないという方や
普段は開けっ放しでも良いけれど、何か作業をするときは、見えないように
閉めておきたいとおっしゃられるお客様もいるかもしれません。
種類によって透明感による向こう側の見え方やさわり心地が違い、ドアや部屋の
雰囲気によってのマッチングなどとお客様の要望にも合わせて作っていく為、
たくさんの種類が必要になってくることが分かりました。
これからの使い道としては、子供部屋や高齢者の部屋のドアに使う事で、
安否確認につなげられると考えられます。
フランのショールームではタイルを使用したキッチンや、丸く象っている
個性的な和室、生活感を見せたくないお客様へのクローゼットのような
収納スペース等等、独特のアレンジを効かせたものがたくさんあり、
中でも私が注目したのは手すりにこだわっているトイレでした。
写真のように手すりが立てた状態に出来、使うときだけ出すという形のようです。
これは、高齢者と一緒に住んでいる方の
「手すりはほしいけど、ほかの家族が使う際にはいらない」という想いや、
「人を呼んだときに見えるのが嫌だ」という気持ちにお答えできる商品・アイデア
だと思いました。
また、見た目も持つところが丸くなっていてとても可愛く、手にフィットしやすく
なっていると実際に触って感じました。
写真にはないのですが、このトイレに入る入り口の幅はとても広くなっていました。
ご家族の中に車椅子で生活する方がいらっしゃった場合に備えた広さだそうです。
高齢者や足の不自由な方にとっては嬉しい設計だと思います。
少子高齢化の今、高齢者だけでなく一緒に住むご家族への配慮が出来た商品は、
これからも増えていくべきだと思いました。
次にTOTOのショールームを見学させていただきました。
TOTOのショールームは大きくお風呂・トイレ・キッチンと分かれており、
お風呂はシャワーそのものにスイッチがあるものがありました。
そのスイッチで水の開閉を行い、最後はきちんと蛇口を閉めるというものでした。
こうすることによって水の出しすぎを防ぎ、節水になると思います。
また、お風呂の床が魔法瓶のようにずっと暖かいものや、排水溝の掃除が楽に
なるよう取っ手がついていて掃除が簡単なものも数多くありました。
トイレは人を感知するセンサーがとても優れているものが多く、
少し近づいただけで蓋が開くようになっていました。
その他にも一定の時間がたったら自動的に少量の水が流れて、汚れがつきにくく
なる機能もありました。
キッチンは収納面にこだわったものが多く、大きい鍋やホットプレートを
そのまま直しておける大きい収納スペースや、背の高いビンを縦にそのまま直して
おけるように両サイドに枠のついている収納スペースもありました。
収納スペースの中にもうひとつ小さい収納スペースがついている引き出しも
便利だと感じました。
これは2段になっていて下には大きいもの・重いものを、上の段には醤油や
砂糖・塩など小さくて軽いものを一緒に直して置けるようになっていました。
特に印象的で近代的だと思ったのが、リモコンで操作できる自動昇降吊戸です。
少し高めの位置にある吊戸は手で持ってこようとするには、少し高い位置にあって
腕がしんどくなってしまいそうな吊戸でした。
この自動昇格吊戸はリモコンで操作できるので、自分がとりやすい位置にまで
持ってくる事が出来ます。
吊戸を収納した際には、外から吊戸の部分は見えないようになっているので、
生活感がなくスッキリしたスペースに仕上がります。
キッチン回りがごちゃごちゃしたくない人や、上に手を伸ばすのが困難な人に
優しい機能だと思います。
今回は色々な機能を見させていただいて、高齢者や体の不自由な人などお客様や
その後家族のニーズに合わせた機能やデザインがあると知りました。
お客様の想像するイメージに出来るだけ近いリフォームを施す事が大事だと分かりました。
インターンシップ生 本田 早希