「どこに頼めばいいかわからない」と不安なあなたへ。事例で見る、後悔しない「バリアフリー改修」のポイント
- タグ
「最近、段差が気になるようになってきた」 「車椅子が必要になったけれど、この家でどう過ごせばいいのだろう」
そんな不安を抱えたとき、インターネットで「バリアフリー工事」と検索しても、出てくるのは画一的なカタログ写真や、価格の安さを強調する広告ばかり。
「うちの複雑な間取りでも大丈夫なの?」 「ただ手すりをつけるだけで、本当に暮らしやすくなるの?」
そんな風に、どこに相談すべきか迷子になってしまっている方も多いのではないでしょうか。私たち「創造工舎フラン」は、そんな皆様の「住まいの相談所」として、奈良県橿原市を中心に数多くのリノベーションを手掛けてきました。
今回は、私たちが実際に手掛けた施工事例を紐解きながら、単なる「修理」ではない、「これからの人生を豊かにするためのバリアフリー」の具体例をご紹介します。
1. 「ただの改修」で終わらせない、フランの視点
バリアフリー工事で最も大切なのは、段差をなくすことそのものではありません。「その家で、誰が、どのように動き、どのように笑って過ごすか」という、生活の動線をデザインすることです。
例えば、多くのリフォーム店では「ここに手すりをつけましょう」「この段差をスロープにしましょう」といった、点での提案になりがちです。しかし、フランでは「点」ではなく「線」、さらには「面」でお客様の暮らしを捉えます。
施工事例「リノベで叶えるノーマライゼーション」では、車椅子をご利用の方も、介助されるご家族も、双方がストレスなく過ごせるよう、家全体を「回遊できる住まい」へと作り替えました。
2. 具体的なバリアフリー改修のポイント
「どこを、どう変えればいいのか」という具体的なイメージを持っていただくために、フランが実際に行った工夫をご紹介します。
玄関:無理のない「スロープ」と「動線のショートカット」

バリアフリー化において、床の高さを調整する(配管の関係など)必要がある場合、どうしても入り口に高低差が生まれます。 私たちは、玄関から居室へ無理なく車椅子を押せるよう、ゆったりとした勾配のスロープを設置しました。
さらに工夫したのは、動線です。スロープの先に居室を配置する一方で、お母様が家事を行うための水回りへ直結するドアも別途設置。介護する側・される側、それぞれの「歩く距離」を最短にする配慮を施しました。
廊下:車椅子が自在に回れる「ゆとり」の設計
車椅子での生活で一番のストレスは「回転できないこと」です。 事例では、廊下や動線の幅を【回転直径1800~2000mm、幅900mm程度】しっかりと確保しました。
また、構造上どうしても動かせない柱やパイプスペースの横には、あえて「棚」を造作。お出かけ前に必要なマスクや虫除け、あるいはリハビリで作った思い出の作品を飾るスペースとして活用しています。「不自由を補う」だけでなく「暮らしを彩る」工夫を忘れません。
LDK:居室内に配置した「高さ調整式ドレッサー」

朝の身支度をスムーズにするため、LDKの一角に洗面化粧台を設置しました。
採用したのは、TOTOの「座ドレッサー」。介助しやすい高さ、車椅子で座ったまま使いやすい高さへと調整が可能です。
広い空間に設置することで、車椅子の取り回しも格段に楽になり、ご本人の「自分でできること」を増やすきっかけにもなっています。
寝室:カーテン一枚でつくる「安心感」と「プライバシー」
広々としたLDKの一部を寝室コーナーにしましたが、壁で完全に仕切ることはしませんでした。
代わりに「間仕切りカーテン」を採用。カーテンを閉めればプライベートな空間になりますが、家族はカーテン越しに互いの気配を感じることができます。
「一人じゃない」という安心感と、適度な距離感。これこそが、家族が長く一緒に暮らすための秘訣です。
水回り:大開口の「ひきドア」と「専用シャワーユニット」
トイレの入り口は、通常は引き戸、必要なときには開き戸としても使える「ひきドア」を採用しました。最大で1100mm以上の有効開口が確保できるため、車椅子での入室も、介助者の付き添いも非常にスムーズです。
浴室には、滑りにくく乾きやすい「カラリ床」や、立ち座りを支えるL型手すりを完備したシャワーユニットを導入。わずか5mm以下の段差で、転倒のリスクを最小限に抑えています。
3. なぜ「フラン」は信頼されるのか
バリアフリー改修は、専門性が高い分野です。
介護保険の申請、身体状況に合わせたミリ単位の調整、そして将来を見据えた設計力。これらすべてを高い次元で叶えるために、フランは以下の3つの約束を守っています。
理由1:地域密着だからこその「現場主義」
私たちは、奈良県内の限られたエリア(橿原市・香芝市・大和高田市など)を対象としています。それは、何かあったときにすぐに駆けつけられる距離でありたいから。
「手すりの高さが少し気になる」「建具の調子が悪い」といった小さな声にも、丁寧に応え続けることが、信頼の礎だと考えています。
理由2:女性プランナー・福祉の視点による細やかな提案
フランには、子育てや介護の経験を持つ女性プランナーが多く在籍しています。
「ここは、こうしておかないと掃除が大変ですよ」「この位置に手すりがあると、逆に危ないかもしれません」といった、生活者ならではの視点。これが、カタログ通りの工事では得られない「本当の使い心地」を生みます。
理由3. 補助金活用までトータルサポート
バリアフリー改修には、介護保険の住宅改修費支給制度や、自治体の助成金が活用できるケースが多くあります。
「手続きが難しそう」と二の足を踏んでいる方もご安心ください。フランでは、ケアマネジャーさんとの連携から書類作成のサポートまで、一貫してお手伝いいたします。
4. 「どこに頼めばいいか」の答えは、あなたの「声」の中にあります
バリアフリー改修を検討する際、一番大切なのは「業者の名前」ではなく「あなたの悩みを聞いてくれるかどうか」です。
「夜中のトイレが不安になった」 「家族に迷惑をかけたくない」 「でも、この家が好きだから、ずっとここで暮らしたい」
そんな心の奥にある想いを、まずは私たちに聞かせてください。 フランは、無理に工事を勧めることはありません。まずはじっくりとお話を伺い、今必要なこと、将来必要になることを、プロの視点で整理するお手伝いをします。
「どこに頼めばいいかわからない」という不安が、「フランに頼んでよかった」という安心に変わるまで。私たちは、あなたのご家族の「ものがたり」に寄り添い続けます。




